充血する
眼球結膜や強膜の血管が拡張することにより、白目の部分が赤く見えることです。
充血には2種類あり、結膜充血と毛様充血に分けられます。
目がかゆい
目にかゆみを感じることで、春季カタル・アレルギー性結膜炎などにみられます。
目が痛い
眼を中心として感じられる疼痛で、異物感、刺激感、鈍痛、圧迫感、頭痛を含む頭重感などがあります。異物・麦粒腫・急性涙嚢炎・角膜びらん・角膜潰瘍・全眼球炎・急性緑内障・ぶどう膜炎・三叉神経痛などの病気にみられます。眼精疲労が原因になることもあります。
見えにくくなった、視力が落ちた
- 遠くは見えるが近くが見えにくい、老眼や調節麻痺が原因となる近見障害。
- 近くは見えるが遠くが見えにくい、近視が原因となる遠見障害。
- 屈折を矯正しても、遠くも近くもよく見えない状態である原因として以下のものが考えられます。
- 透光体（角膜・水晶体・硝子体）の混濁
- 眼底（網膜・脈絡膜）の疾患
- 視神経・視路の疾患
- 眼圧の異常：緑内障 など
視力障害には様々な種類がみられます。
歪んでみえる
物体が変形して歪んで見えることを変視症と言います。
加齢黄斑変性、黄斑上膜、網膜剥離など網膜の黄斑部の障害が原因となります。
治療が必要となる場合もありますので、早めの受診をおすすめします。
目が乾く・ゴロゴロする
ドライアイで多く訴えが聞かれる症状です。
他にも疲れる、充血する、痛い、不快感がある、目が重たい、白っぽい眼脂が出る、かゆいなどの目の症状や、物がかすんで見える、光が眩しいなど視覚的な訴えが聞かれることもあります。
また、目の中にまつ毛など異物が入っているとき、目に傷ができているとき、炎症が起きているときにもゴロゴロする症状が起こることがあります。
黒いものが飛んでみえる
明るいところや白い壁、青空を見つめた際に目の前に虫が飛んでいるように見える、糸くずが見えるなど訴えは様々ですが、加齢とともに生理的な飛蚊症が生じることがあります。
ただし、網膜裂孔や硝子体出血に伴って生じる飛蚊症は病的なもので網膜剥離の前兆となることがあるので、注意が必要です。
